円山動物園外出
7月11日(水)は円山動物園へ外出に行ってきました。
皆様の日頃の行いのおかげで、お天気にも恵まれて、とても遠足らしい外出となりました。外でお弁当を食べたり、色々な動物を見て回ったりと、参加者の方皆様に楽しんで頂くことができました♪
お忙しい中、一緒に参加して頂いたご家族様、ありがとうございました!!
花湯
7月19日(木)・20日(金)は入浴時に、鳥のさえずりのBGMを流し、花の匂いのするお風呂に入って頂きました。お風呂の周りには観葉植物や花を飾り、いつもと違う雰囲気で入浴を楽しむことで、リラックスして頂くことができたのではないかと思います。
連日、暑い日が続き汗をかくことが多い時期となりました。
今回は汗疹(あせも)について、皆さんにお話しさせていただきます。
皮膚には、汗管という汗を分泌する器官が沢山あります。 汗疹(あせも)とはこの汗管の出口が角栓によって防がれた結果、周囲組織に漏出した汗により生じる皮疹のことです。
特に連日高温多湿の夏では反復再燃を繰り返すことがあります。また、同時にかゆいので、掻くことによって二次感染の飛び火、伝染性膿痂疹などを続発することも少なくありません。従って2、3日ごとに経過をみることが大切です。
誰にでもかかりやすい疾患ですが、されど汗疹(あせも)です。
悪化することもありますので十分に注意してください。自己判断に頼らず、早めに受診することを
おすすめ致します。
―種類もいろいろ―
紅色汗疹・・刺激性の掻痒と、紅色丘疹が特徴。
水晶様汗疹・角層内への汗流出、症状は軽度。
深在性汗疹・まれであるが、汗の管を閉塞するので発汗を防ぎ、熱をこもらせる原因となる。
合併症・・・上記の飛び火を代表とする、二次感染で、膿皮症なども起こすことがある。
また、かゆみのための不眠や食欲不振(特に暑い夏ですから)を起こすこともあります。
都市部では開放的生活が困難なために、クーラーを活用します。そのため、高温多湿が悪化させる要因の一つとなっています。
汗疹(あせも)を予防する方法としては衣服を細目に着替えること、(裸の状態は汗の蒸発が速やかでなくなるので木綿肌着の着用が望ましいと言われています)入浴(体温上昇の少ないシャワーによるスキンケアが望ましい。石鹸は支障ありませんが過度にこすらないように)はあまり過度に入りすぎないことが予防の対策となります。
また、幼児や乳児は汗が大人より出易いので、汗疹(あせも)が出来易いです。アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎などとの鑑別も必要となりますので、十分に皮膚の状態を観察しましょう。
さる7月21日、第16回家族会を開催いたしました。
今回は土曜開催であった事もあり、17名の多数のご参加を頂きました。
ご参加いただいた御家族の皆様、誠にありがとうございました。
今回のテーマは、「日常的な訴え・症状とその対処」として頭痛・発熱・出血などの種類や症状・対処法などをスライドで交えつつ説明させていただきました。
非常に深く、難しいテーマであり、又、私達の力不足、そして時間の関係もあり、あまり掘り下げて詳しく説明する事が出来なかった事が少々残念ではありましたが、なんとか一般的な対処法と同時に、ぼだい樹での入所者様に対する対応も紹介する事が出来たかと思います。
参加された御家族様には、入所されている親族の方々への対応を、少しでも身近に感じて頂けましたでしょうか?
これからも出来る限り、皆様の知りたい情報を提供してゆきたいと考えておりますので、ご来所の折にでも「○○が知りたい」「○○ってどんなことなんだろう」など、どんどんスタッフにご質問ください。
そのつどお答えさせて頂くほか、ぼだい樹通信や、家族会などでもお答えしてゆきたいと思います。
暑い日が続いています。
色白の私は毎年海で日焼けする事にしているのですが、今年は少しやりすぎたようで、
服がすれるだけでも痛みがあり、治まる頃に今度は痒みが…
やはり何事も急にやりすぎるのは良くないと痛感しています。
(編集委員)
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