動物園散策
9月7日〜11日までの5日間、円山動物園の散策に出かけてきました。
残暑がやや残るなか、5日間という期間の中で雨天も心配される日もありましたが、天候に恵まれ全日無事に動物園に出かけることができました。
動物園では現在改装中のアフリカゾーンを除き、たくさんの動物を見ることができ、とても楽しい時間となりました。
昼食は園内のお食事処を利用して好きなメニューを選んで食べたり、施設からお弁当を持参して食べたりした他、たくさん移動して程良く疲れた体にデザートで甘い物を食べたりと今年最後の外出行事、円山動物園散策を満喫できたのではないでしょうか。
ご長寿を祝う会
9月30日(水)はご長寿を祝う会を開催致しました。
喜寿・傘寿・米寿・卒寿・百寿、計23名の齢の節目を迎えられた方々含め、入所者皆さまのご長寿をお祝いさせていただきました。
余興では昨年に引き続き、新芸能集団“乱拍子”の皆さまをお迎えし、大迫力で息を飲むパフォーマンスの和太鼓と皆さまで一緒に笑いながらのわらべ歌を披露していただき、
素敵な時間を過ごすことができました。
健康寿命を縮め死亡率を高めている最大の要因は「不健康な食生活」「高血圧」「喫煙」「肥満」「糖尿病」である事が明らかとなっております。
食事の影響は大きく、野菜や果物の不足、赤身肉の過剰摂取、塩分の摂り過ぎ、高カロリーの清涼飲料水の飲み過ぎといった不健康な食事は、世界全体で死亡リスクを21%上昇させているといいます。
「高血圧」を予防するには生活習慣の見直しから
「高血圧」と食事は密接な関係を持っています。食生活の中では特に塩分が重要で、塩分の摂取量が高いと血圧が上昇することは、昔からよく知られています。現在、日本人一人あたりの平均塩分摂取量は11,2gで欧米に比べてかなり高い状態です。
塩分を減らすと血圧が下がるのは明らかなため、ガイドラインでは一日6g未満が推奨されています。
「喫煙」により引き起こされる病気で最近改めて確認されたものとして腹部大動脈癌、急性骨髄性白血病、白内障、子宮頸がん、腎臓がん、すい臓がん、肺炎、歯周病、胃がんなどが含まれています。
「肥満」の人は高血圧だけではなく、高脂血症や糖尿病などの頻度も高く、心血管病、特に狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患を起こす割合が高いことが分かっています。
やせると血圧が下がることは明らかにされており、太っている人は体を動かし運動量を増やしたり、食事の摂取カロリーを減らしたりして、減量することが必要です。
「糖尿病」になり血糖値が高いままの生活を続けると、血管がもろく、ボロボロになってしまういわゆる血管病になります。そして、全身にネットワークを結んでいる血管と神経が、血糖値の高い状態が続くことで侵され、適正な栄養の補給が途絶えて全身の臓器に様々な障害が起こってくるのです。これは、糖尿病の慢性合併症と呼ばれています。
また、慢性合併症の他に、極度のインスリン作用不足によって急激に起こる急性合併症もあります。急性合併症と慢性合併症のどちらも、糖尿病患者さんの生活の質と寿命は著しく低下します。これらはいったん起きてしまうと、元に戻すことは大変困難です。だからこそ、糖尿病の早期発見と早期治療が行えるか否かが運命の分かれ道ともいえます。
〜予防について
ぼだい樹通信8月号で紹介した「褥瘡発生と原因」の続きです。
今回は褥瘡の予防について紹介していきます。
≪褥瘡の予防対策では除圧・スキンケア・栄養の偏りを調整することが重要となります≫
●除圧
除圧とは体にかかる圧力を分散させ、局所的な圧迫を避けることです。この場合、定期的な体位変換(最低でも2時間ごとの寝返りまたは座り直し)が必要になります。
臥位(横になっている姿勢)・座位ともに広い面で体重を支えることが圧力を分散させる上で重要なポイントです。そのため、一人一人に合った座布団や枕(体交枕)を選ぶことも大切です。
時間ごとに体位を決め、生活リズムに合わせて計画を立てると円滑に除圧機会を設けることができます。{例:12時右横向き→2時仰向け→4時左横向き→6時仰向けなど}
●スキンケア
褥瘡になりやすい皮膚の状態として多いのが尿や便失禁による湿潤(ふやけ)があります。排泄物が付着した状態が長時間続くと、皮膚への刺激が加わり皮膚トラブルから褥瘡に繋がる可能性が清潔な皮膚に比べて倍以上高くなると言われています。また、褥瘡は殿部に限った病状ではないため、日頃から入浴やシャワーなどで全身を清潔な肌を保つことが大切です。なお、皮膚の洗浄にはよく石鹸を泡立て、擦らないように優しく丁寧に洗い、十分に流すことが重要です。洗浄後の保湿も褥瘡予防の一つになります。
●栄養
褥瘡発生に関係する栄養不足は@総エネルギー量の不足Aたんぱく質・アミノ酸の不足B脂質の不足Cビタミン・ミネラルの不足D脱水などが挙げられます。褥瘡患者は身体状況の変化により「食べる」ことが困難となり、十分な摂取量を確保できずにいることが多いとされています。また、きざみ食や嚥下障害に対応した食事では、褥瘡治療に必要なたんぱく質やビタミン・ミネラル類が不足しているおそれがあるため、たとえ全量摂取ができていてもエネルギー量や栄養成分量を確認することが必要です。施設では摂取量が確保できない場合に栄養補助食品を提供し摂取量とのバランスを調整しています。
セントラル・リーグは東京ヤクルトスワローズ、
パシフィック・リーグは福岡ソフトバンクホークス
がリーグ優勝を決め、
クライマックスシリーズが始まります…!
今から楽しみですね!
皆さんはどこのチームを応援しますか?
(編集委員)
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